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交通事故について/ About Trafic Accident

眼の後遺障害について

眼の後遺障害は、①眼球の障害と、②まぶたの障害に区分されています。
眼球の後遺障害(①)は視力障害、調整機能障害、運動障害、視野障害などがあります。
まぶたの障害(②)には欠損障害と運動障害があります。

そして他覚的所見(検査)により、後遺障害の存在を証明できることが、後遺障害が認定されることの絶対条件となっています。

①眼球の後遺障害

  • 1.視力障害(失明・視力低下)
等級 視力障害 労働能力喪失率
1級1号 両眼が失明したもの 100%
2級1号 1眼が失明し、他眼の視力が0.02以下になったもの 100%
2級2号 両眼の視力が0.02以下になったもの 100%
3級1号 1眼失明し、他眼の視力が0.06以下になったもの 100%
4級1号 両眼の視力が0.06以下になったもの 92%
5級1号 1眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの 79%
6級1号 両眼の視力が0.1以下になったもの 67%
7級1号 1眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの 56%
8級1号 1眼が失明し、または1眼の視力が0.02以下になったもの 45%
9級1号 両眼の視力が0.6以下になったもの 35%
9級2号 1眼の視力が0.06以下になったもの 35%
10級1号 1眼の視力が0.1以下になったもの 27%
13級1号 1眼の視力が0.6以下になったもの 9%

視力は、万国式試視力表で測定されます。
障害等級表における視力とは、裸眼視力ではなく、矯正視力(眼鏡、コンタクトレンズ、眼内レンズの装用で得られた視力)によりますが、矯正が不能な場合は裸眼視力によります。
失明とは、眼球を失ったもの、明暗を区別できないもの、ようやく明暗を区別できるもの、矯正された視力で 0.01未満である場合をいいます。

  • 2.調節機能障害
等級 眼球の調整機能障害 労働能力喪失率
11級1号 両眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの 20%
12級1号 1 眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの 14%

「眼球に著しい調整機能障害を残すもの」とは、調整力が通常の場合の2分の1以下に減じたものをいいます。これはピントがずれるようなものをいいます。

調整機能の検査には、アコモドピリレコーダーが用いられます。
調整力が2分の1に減じているか否かは、障害の発生した眼が1眼のみであって、障害の発生した眼の調整力に異常の無い場合は、他眼の調整力との比較により判断する。但し、障害の発生していない眼の調整力が1.5D以下である場合や、健眼がない場合に55歳以上の場合は、既に実質的な調整機能は失われていると認められるので後遺障害の対象とならなりません。
なお、事故により水晶体を摘出した場合は、調整力が全く失われていることから「眼球に著しい調整機能障害を残すもの」として取り扱うものとされます。

但し、眼球についての調整機能障害については、事故でなくそれ以外の原因で後遺障害発生したのではないかなどと、 裁判において事故との因果関係が争われることが本当に多いので、いつそのような症状が判明したのか、事故から時間が経過しすぎていないか、など注意が必要です。

  • 3.眼球の運動障害
等級 眼球の運動機能障害 労働能力喪失率
11級1号 両眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの 20%
12級1号 1 眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの 14%
等級 複視 労働能力喪失率
10級2号 正面視で複視の症状を残すもの 27%
13級2号 正面視以外で複視の症状を残すもの 9%

「眼球に著しい運動機能障害を残すもの」とは、眼球の注視野の広さが2分の1以下に減じたものをいいます。
注視野の測定にはゴールドマン視野計が用いられます。
「複視」とは、ものが二重に見える状態をいいます。
「複視」には正面視での複視、左右上下の複視の2種類がありますが、脳に損傷を負い高次脳機能障害が発生した場合に、複視の症状が発生することが見うけられます。検査には「ヘススクリーンテスト」を用います。

  • 4.視野障害
等級 視野障害 労働能力喪失率
9級3号 両眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残すもの 35%
13級3号 1 眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残すもの 9%

視野とは、眼面の1点を見つめていて、同時に見える視界の広さ、まっすぐ見たときにどこまでみえるかということをいいます。
その測定は「ゴールド万型視野型によります。
そして視野障害である「半盲症」「視野狭窄」「視野変状」とは、V/4視標による8方向の視野の角度の合計が、正常視野の角度の60%以下となった場合をいいます。

②まぶたの後遺障害

まぶたの欠損、睫毛はげ、瞳孔異常、まぶたの運動障害についての等級認定について説明します。

  • 1.まぶたの欠損
等級 まぶたの欠損 労働能力喪失率
9級4号 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの 35%
11級3号 1眼のまぶたに著しい欠損を残すもの 9%

「まぶたに著しい欠損を残す」ものとは、まぶたを閉じたときに、角膜を完全に覆い得ない程度のものをいいます。単眼で 11 級 3 号が、両眼で 9 級 4 号が認定されます。

  • 2.まぶたの運動障害
等級 まぶたの運動障害 労働能力喪失率
11級2号 両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの 20%
12級2号 1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの 14%
13級4号 両眼のまぶたの一部に欠損を残しまたは睫毛はげを残すもの 9%
14級1号 1眼のまぶたの一部に欠損を残しまたは睫毛はげを残すもの 5%

「まぶたに著しい運動障害を残すもの」とは普通にまぶたを開いたときに、瞳孔領を完全に覆うもの又は角膜を完全に覆い得ないものをいいます。

③その他の障害

  • 1.外傷性散瞳
等級 外傷性散瞳 労働能力喪失率
11 級相当 両眼の瞳孔の対光反射が著しく障害され、顕著な羞明を訴え労働に著しく支障をきたすもの 20%
12 級相当 1眼の瞳孔の対光反射が著しく障害され、顕著な羞明を訴え労働に著しく支障をきたすもの 14%
12 級相当 両眼の瞳孔の対光反射はあるが不十分であり、顕著な羞明を訴え労働に著しく支障をきたすもの 14%
14 級相当 1眼の瞳孔の対光反射はあるが不十分であり、顕著な羞明を訴え労働に著しく支障をきたすもの 5%

外傷性「散瞳」とは、普通瞳は光が明るくなったり暗くなったりすると大きくなったり小さくなったりしますが、これがずっと大きいままになってしますことをいいます。
「羞明」は、まぶしいことをいいます。普通ではまぶしくない状態でも常にまぶしいという状態をいいます。

  • 2.流涙
等級 流涙 労働能力喪失率
12 級相当 両眼に常時流涙を残すもの 14%
14 級相当 1眼に常時流涙を残すもの 5%

「流涙」とは、外傷により涙路が断裂、狭窄、閉塞した結果、涙が眼から流れることをいいます。

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