主婦の休業損害が認められ早期に示談で解決した事例
車両を運転し道路に合流しようとして停車していたところ、後方から車両が追突するという交通事故に遭った事案です。
事故当初からご相談いただき、保険会社と示談交渉を行い、主婦の休業損害を中心に賠償額を増額させ、100万円の示談金額で早期に示談をしました。
- 傷病名
- 頚椎捻挫
- 後遺障害
- 非該当
事故の概要・ご相談内容
道路に合流しようとして停車していた車両を運転していたところ、後方から車両が追突する交通事故に遭い怪我をされました。
事故当初からご相談いただき、そこで保険会社と示談交渉についてご依頼をいただきました。5ヶ月間の治療後、症状固定(治療終了)となり、その後損害額を算定し、示談交渉を行いました。
弁護内容について
症状固定後、損害額を算定し、保険会社との間で、家事従事者(主婦)の休業損害、通院慰謝料(5ヶ月間)を中心に賠償額について交渉を行い、100万円の支払をうけることで示談をしました。当初から保険会社側から裁判所の基準に近い金額の提示があったことから、早期に解決することができました。
担当弁護士のコメント
早期に解決ができました
家事従事者とは、年齢を問わず、家族のために主婦的労務に従事するものをいいますが、家事労働も家族外に頼めば一定の報酬の支払いをしなければならないので、主婦自身に現金収入がなくとも、受傷のため家事に従事することができなかった期間について休業損害を請求することができます。算定の基礎となる収入額は女性労働者の平均賃金を用います。このご依頼者様は、事故後すぐにご依頼をいただいていたおかげで、症状固定(治療終了)後、速やかに資料を取り寄せ損害額を算定し、示談交渉に入ることができました。当初から保険会社側から裁判所の基準に近い金額の提示があったこともあり、早期に解決することができ、良かったと思います。